働きながら学べ、成長できる

営業職2018年新卒入社N.S
働きながら学べる会社
建築業界では文系出身者は少数派です。
大学ではマーケティングや財務などを学んでいた私がこの業界を選んだのは、就職活動中にたまたま内装会社のブースに入ったことがきっかけでした。
漠然と形に残る何かをしたいと考えていましたが、自己分析するうち、レストランやホテルに入ったときに「この空間、素敵だな」と思うことが多いことに気づきました。
とはいえ、好きなだけで専門知識はまったくなく、マイナスからのスタート。
本気でこの業界を目指すなら、2年くらい専門学校に行こうかと考えていた頃、J.フロント建装の説明会で半年間も研修があること、そして文系・理系問わず募集していると聞きました。
「働きながら勉強できれば、自分にとってプラスになる。
ここでがんばりたい」と思い、入社を決意しました。

半年間の研修が現場で活きる
入社後半年間は、同期全員と一緒に研修を受けました。聞くこと、見るものすべてが初めてで困惑しました。みんなでグループワークをしても、何を話しているのかわからず、役に立てない。手取り足取り教えてもらいながら、なんとかついていこうと必死でした。
研修で基本を勉強したからこそ実務が開始しても何とか仕事をすることができたと思っているので、半年間の研修があって良かったです。
研修直後は営業という仕事ではなく、施工管理に近い仕事に従事しました。上司の仕事や見積などを手伝いながら、実際の現場を見ることにフォーカスした仕事をさせていただきました。
最初に行ったのは「MUJI
HOTEL
GINZA」。
じつは卒業旅行で深セン(中国)の1号店に行っていたので、入社してこの会社で内装ができると知ったときは心が躍りました。
短期間でしたが現場を体験させていただき、図面を見ながら壁が立つ位置に設計図を実寸で書く墨出しという作業をしました。完成後、出来上がった客室を見て、その場所にちゃんと壁が立っているのを見たときは、感動しました。ものづくり、空間が出来上がることの素晴らしさを体感しました。

数十億円規模の
物件受注のために、
奔走する日々
現場の流れがわかってきたら、ようやく営業らしい入札案件の仕事に入ります。2年目では拾い出し(仕様ごとに図面を色分けし、積算ソフトに必要な材料の数量を入れていく)から見積資料を何度も作りました。
何億円ものホテルの見積を作ったときは、明細書だけで300枚以上あり、達成感はかなりのものでした。もちろん1人でやったわけではありませんが、1年前の研修で苦労していた自分が、1年後にこんな大きな仕事をしているとは思ってもいませんでした。本当に大変だったけれど、それだけの仕事を任せていただき、最後までやり抜いてよかったと思っています。
今は、数十億円規模のホテル内装工事受注のために資料を作っています。それほどの規模の見積は始めてなので、施工管理の方にも教えていただきながら作成中。
モックアップルーム(客室のモデルルーム)の家具を当社が担当しているので、本体の工事に入る際、どこまで内装も請け負えるかが鍵。
ゼネコン、施主、デザイナーとの定例会議に出席し、当社が協力できる部分を探っているところです。

プライドを持つより、スポンジのように吸収するしかない
私の強みは柔軟性だと思っています。今は社会人としてのプライドを持つよりも、教えてもらうことをスポンジのように吸収して、早く大きくなりたい。
オフィスはフリーアドレスなので、上司の近くの席に座ってわからないことはすぐに聞き、積極的にコミュニケーションを取るようにしています。
今後の目標は、自分らしい、新しい営業スタイルを築いていくこと。私が学生時代に学んできたことは、自分の強みになると感じています。まずはこの会社の基本を学びながら、ほかの人とは違う強みを生かして、自分らしい、新しい提案ができる営業アプローチをしていきたいです。
がんばりたい気持ちがあれば、学びながら働き、成長できるので、文系でもチャレンジしてほしい!
携わる物件や取り扱う金額はどれも大きく、責任とやりがいのある仕事です。私はこの道に進んでよかったと思っています。

ある⽇のスケジュール
- 9:00
-
出社
メールの確認、同じプロジェクトメンバーと業務の確認
- 10:00
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打ち合わせ
打ち合わせを行い、その後は顧客や業者との電話対応
- 12:00
-
休憩
同期とランチ
- 13:00
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定例会議
翌日のTODOリストを作成し、現場の進捗確認を行う
- 18:00
-
残業
定例会議での修正点をまとめる
- 19:00
-
退社
上司や先輩、後輩と飲みに行く
