J.フロント建装は、大丸・松坂屋・パルコなどを運営するJ.フロント リテイリングのグループ会社です。

Sustainabilityサステナビリティ

サステナビリティ方針人びとと共に、
地域と共に、
環境と共に。

私たちJ.フロント建装のビジョンである「想いをリアルに挑戦し続ける私たち」には、当社にご発注いただくお客様の想いと共に、社会の想いも込められています。
このビジョンの実現に向けて、JFRサステナビリティ方針に基づき「魅力ある豊かな空間づくりを通じて貢献する」、それが私たちのミッションです。

J.フロント リテイリング サステナビリティ基本方針

持続可能な社会とWell-Being Lifeの実現に向けて
人びとと共に、地域と共に、環境と共に

今日、サステナビリティは企業の長期的な成長に不可欠な観点という考え方が世界的に広まってきています。
J.フロント リテイリンググループ(JFR)は、事業活動と社会的課題の関連性を明確にし、「企業と社会の持続的成長」と「持続可能な社会」の実現に資する重要課題として「7つのマテリアリティ(重要課題)」を特定しました。
当社は、J.フロント リテイリンググループにおける建築・内装事業会社として、7つのマテリアリティを中心に持続可能な社会の実現に取り組んでいます。

7つのマテリアリティ(重要課題)

JFRサステナビリティの考え方

森林認証制度『FSC®-CoC認証』取得

地球規模の森林保全に貢献しています。

地球の1/3を占める森林は、今、乱伐や違法伐採によって年々その面積が減少しています。このような中、森からの生産品の恩恵を未来まで享受できる適切な森林管理の国際認証制度「FSC認証」が定められました。
FSC認証は、適切な森林管理である「FM認証」とFM認証材とその他の原材料も含めて適切に管理、加工する「CoC認証」があります。
当社は、ホテルや商業施設・オフィスを中心としたお客様のニーズに合わせて、直営工場である大阪工場で別注家具や店舗什器などを数多く製造しています。 こういった中、FM認証材の調達から原材料管理・製造・納品に至るプロセスにおいて、 大阪工場と製品のお客様窓口である営業部を対象に「FSC-CoC認証」を取得しています。

責任ある森林管理のマーク
FSC-CoC認証番号
SGSHK-COC-350909
SGSHK-CW-350909
認証取得日
2023年10月16日

FSCの原則と基準

出展:FSCジャパン

中核的労働要求事項に関する方針声明
JFR行動原則

人びとと共に

お客様の健康・安全・安心なくらしの実現

私たちは、お客様の心身ともに健康な暮らし、安心な暮らしに寄り添う高質で心地よい商品やサービスを提供することにより、お客様それぞれの自分らしいWell-Being と心豊かなワクワクする未来を提案します。
(Well-Beingとは、すべての人々の精神的幸福、 身体的幸福、 社会的幸福、 環境的幸福を実現すること)

当社のグラスレスミラー「リフェクス」は、高い反射率を持ちながら、重さはガラスのわずか6分の1。軽くて割れない安全性とともに、社会の豊かな空間づくりに貢献しています。

当社内装施工現場や直営工場において使用される建材や接着剤・塗料は、有害なホルムアルデヒドを基準値以上含まないF☆☆☆☆を使用しています。

時代と共に内装に求められる機能性や効率性、安全性は変化します。当社はデザイン、設計、施工を通じて、環境への配慮やバリアフリー化など利用される方々のWell-Beingを実現しています。

※ F☆☆☆☆ ・・・2003年の建築基準法の改定と合わせてJIS(日本工業規格)とJAS(日本農林規格)が認定した製品の安全等級で、建材のホルムアルデヒド(シックハウスを引き起こす化学物質)放散の等級表示。「☆」の数が多いほどより放散が少ないことを意味しており、その中で最も少ないものが「F☆☆☆☆」です。

ダイバーシティ&インクルージョンの推進

私たちは、多様性と柔軟性をキーワードにステークホルダー全ての人がダイバーシティの本質である異なる個性や視点を大切にし、多様な能力を発揮できる企業をつくります。
また、多様な個性や能力が相互に影響し、機能し合うこと(インクルージョン)により、イノベーションを生み出し、多様なお客様の期待に応え事業の成長を目指します。

近年女性社員が増加する中で、早期戦力化への人材育成カリキュラムの導入と共に、「女性セミナー」開催による社内福祉諸制度の理解促進に積極的に取り組み、現場での労働環境整備と合わせて、女性が活躍する企業としての取り組みを強化しています。女性管理職比率 2023年度10.8% 2025年度13.2%目標

従業員の多様性を尊重し、個性を発揮して活躍できる環境づくりを行っています。2021年3月「同性パートナーシップ規則」 「性別移行支援休暇」制定

「同一労働同一賃金」の実現に向けた再雇用制度の見直しや短時間勤務制度の充実、また有給休暇消化促進のための会社一斉休日の導入など、魅力ある労働条件の確立に取り組んでいます。

柔軟な働き方により、障がい者の方の雇用拡大を推進しています。障がい者雇用率 2023年度2.3%目標

ワーク・ライフ・インテグレーションの実現

私たちは、ニューノーマル時代の新しい働き方として、多様性と柔軟性をキーワードにした働き方を促進し、同時に心身の健康を保ちます。これにより、従業員と家族のWell-Beingを実現し、組織の生産性向上につなげます。

オフィスのフリーアドレス化により、明るくフレンドリーな職場環境を実現し、コミュニケーションの活性化を図ると共に、お客様の想いを実現するアイデア創出の場を作っています。

在宅勤務制度やサイトオフィス・シェアオフィスの利用、フレックスタイム制度・育児支援休暇・フレックス休暇制度などにより、従業員の多様な働き方を応援しています。

現場勤務者のモバイル導入や本社基幹システムとの連携により、効率的な業務運営をサポートすることで働き方改革を推進しています。

BIMやウェアラブル現場管理システム、3Dキャプチャーカメラ(マターポート)の導入など、DXの推進を積極的に進めています。

2024年4月の改正労働基準法の上限規制適用に向け、働き方改革を推進しています。

地域と共に

地域社会との共生

私たちは、地域のコミュニティ、行政、NGO・NPOとともに、オフィス、直営工場(を基点として)、地域資産をいかした持続可能な街づくりに貢献します。また、地域の魅力を発掘・発信することで、街に集う人々にワクワクするあたらしい体験を提供します。

大阪直営工場近隣小学校の工場見学・授業への参画、自治会との共同で子供工作教室を開催すると共にJFRグループ幼児園でのお仕事紹介・工作イベントの開催など、モノづくりの楽しさと内装業界の情報発信に取り組んでいます。

大阪芸術大学と共同で当社工場から排出される端材を活用したアップサイクルコンペティションを開催しています。

大阪工業大学と共同で商品発明プロジェクトを実施しています。

JFRをはじめ大手企業が進める各地の街づくりに当社も設計、施工で参画しています。

サプライチェーン全体のマネジメント

私たちは、お取引先様とサステナビリティに対する考え方を共有し、 共に社会的責任を果たすことを通じて、サプライチェーン全体で持続可能な未来の社会づくりに貢献します。

当社安全衛生協力会活動を通じて、「JFRお取引先様行動原則」の理解を深め、サプライチェーン全体で建築・内装業界の社会課題の解決に向け取り組んでいます。

プロジェクト提案において、地産地消品や工芸品・地元で活動するアーティストの起用などの取り組みを拡大しています。

大学との産学連携プロジェクトにおいて、協力会社から端材の提供を受けるなど、サプライチェーンを巻き込んだ取り組みを推進しています。

施工現場での廃材の分別収集とリサイクルを進めています。

環境と共に

  • 有効活用されていない国産材を使用した内装、家具の提案

    森林の多面的機能を維持するうえで、国産材の有効活用はとても重要です。
    私たちは、オフィスビルの再開発に参画する中で、お客様のご理解の下、有効活用されていなかった国産材を内装仕上げ材や大型プランターとしてご提案し採用いただきました。

  • 解体工事における仮囲いシステムパネルの採用

    百貨店の改装工事において工事区画を仕切る仮囲いは、これまで工事が終われば廃棄され、その大部分はリサイクル材料として有効活用されていました。私たちは、これをさらに進め、大丸松坂屋との協業で廃棄物の出ないシステムパネル工法に変更いたしました。

  • 廃石膏ボードから土壌改良材へ

    解体現場から搬出される石膏ボードは、当社の施工現場では適切に処理され、その多くは資源リサイクルに回されています。このような中で、私たちは石膏ボードの主成分である硫酸カルシウムを土壌改良材に活用する仕組みに着目し、現場での分別に手間はかかりますが、処理会社を通じて土壌改良材として活かされています。

脱炭素社会の実現

私たちは、かけがえのない地球環境を次世代に引き継ぐため、再生可能エネルギーの調達拡大や、省エネルギーの徹底等に全社一丸となって取り組み、脱炭素社会の実現に貢献します。

会議のオンライン化・DXの推進による資料のペーパーレス化など、CO2排出削減に取り組んでいます。

ヘルメットなど安全備品のリサイクル化・リサイクル素材製ユニフォームの採用など、環境面への配慮に積極的に取り組んでいます。

設計における環境面への配慮や省エネ資材の採用を積極的に推進しています。

サーキュラーエコノミーの推進

私たちは、お取引先様やお客様との協働により、新たな環境価値を生み出すための革新的なビジネスモデルを創造し、サーキュラーエコノミーにおける競争優位性を獲得します。

現場での分別収集の強化と、材料のリサイクル化に取り組んでいます。

解体工事における仮囲いシステムパネルの採用により、廃材の発生を少なくする工法を推進しています。

当社のリノベーション、コンバージョン事業は、既存資産の有効活用により、ビルの魅力化を通じて新たな街づくり、賑わいづくりに貢献しています。

工場での事前製作を拡大し、現場作業での廃材発生を少なくする取り組みを進めています。

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