インタビュー営業職 | 採用情報 | 株式会社 J.フロント建装

お客様と現場の間に立ち、お客様目線で、
わかりやすい言葉で、必要な情報を伝えたい

営業職2019年新卒入社N.T

大変でも楽しいこと、
興味のある仕事が
したい

就職活動を始めた当初から、内装の仕事に携わりたいと考えていました。建築業界は大変そうだと思ってはいましたが、せっかく仕事をするなら、ラクだけど興味がない仕事よりも、ちょっと大変でも楽しいと思えること、興味があることがやりたいと思ったのです。内装業界にはブラックなイメージがある方もいるかもしれませんが、J.フロント建装は親会社が大きな百貨店という安心感があり、福利厚生面でもクリーンな印象があったことが、入社の決め手となりました。

半年間の研修の後、営業職として大阪に配属され、３年目で東京へ異動になりました。仕事の内容は変わりませんが、東京に来てからは大きな物件に携わる機会が増えました。営業の仕事では、お客様との契約前に必要な情報や見積を提案し、プロジェクトがスタートするまでの最初の流れを作ることが重要です。仕事のやり方に決められたマニュアルはなく、お客様や協力会社とのプロジェクトの進め方などは人それぞれで正解がありません。最初は戸惑いましたが、風通しのよい環境なので、わからないことは部署関係なく相談でき、仕事がしやすいです。今は、いろいろな先輩のノウハウを見て学んでいるところです。

現場管理を経験し、
仕事への理解が深まった

営業職は施工管理職と違って現場で建物ができていく様子を見ていないので、実際の内装業の現場について、分からない事もたくさんありました。そこで３年目のときに希望を出し、本来は施工管理職の仕事である現場管理業務を半年ほど経験しました。

現場をときどき見に行くのと、毎日常駐するのでは違うのだろうとは思っていましたが、想像以上にイメージと違いました。会議や見積、図面からでは見えない、現場ならではの調整業務や、現場に入って初めて判明することが無限のようにあることに驚きました。現場を目の当たりにすることで仕事の理解が深まり、その後は打ち合わせの場でも、現場管理を経験する以前より少しは中身のある話ができるようになったと思います。とても貴重な経験でした。

現在は営業として５年目。工期やお金、仕上がりについてお客様に説明し、きちんと理解してもらうために、もっとわかりやすくお伝えできるよう、日々勉強して経験を積んでいるところです。

私は大学でデザイン系の勉強をしていたので、建築の知識があったわけでありません。現場や工場の方と話す場面でわからないことがあれば、正しく理解できるまで何度も質問して確認します。まだまだわからない事の方が多いのですが、一般の方に近い感覚を持っていることは、お客様目線で考える上での強みだと思っています。お客様にとってわからないこと、気になることはどんなことなのかを理解し、物件がどんな使い方をされるのか、工期中にどんなことが起こり得るのかを想像し、リスクヘッジなどを提案しています。

専門知識を増やすため、
営業職でも一級建築士を目指す

お客様と話をする上で、物件にかかわる専門知識を自分がきちんと理解していることが大事だと考え、日々仕事に向き合っています。協力会社の方から聞いたことをそのまま同じ言葉でお客様に伝えても意味はありません。自分の中で考えて整理し、わかりやすく伝えるよう心がけています。簡単なことではありませんが、ここできちんと納得してもらえればその後の協力をスムーズに得られ、お客様の満足に繋がります。共通イメージを持ってもらうために、自らスケッチを描いたりすることもあります。

一方で、建築関係のことをよくわかっている方が相手の場合には、専門用語を選んで使ったほうが間違いなく伝わることもあります。そういう意味でも専門知識を深めるために、計画的に勉強を続けています。入社１年目で二級建築士の資格を取得し、昨年は一級建築士の一次（筆記）試験に合格しました。一級建築士の合格率は10％程度。二次は実地試験なので、普段の仕事で図面を描くことがない私には難しい挑戦ですが、資格取得の助成金制度があるのでチャレンジできます。

繁忙期には残業することもありますが、早く帰れる時期もあり、プライベートとのバランスはとれています。フレックスを利用して出社時間を調整することもできます。資格試験前は仕事量を調整していただけたのもありがたかったです。
大丸松坂屋百貨店が母体の会社なので、育休・産休などの制度も手厚く、会社も協力的なので将来的にも心強いです。

ラグジュアリーホテルやブランド、百貨店や企業のオフィスなど、限られた内装会社にのみ任せられている仕事ができるのがこの会社の魅力。メディアを通してしか見られないような建築・内装に携わることができるのは貴重な体験になりますし、誇りに思います。また、自社工場を持っていることや、技術力の高いプロフェッショナルがたくさんいることも強みだと感じています。興味のある方には、ぜひチャレンジしてほしいと思います。